診察について Brain Checkup

午前8時40分より受付開始します。診察はできるだけ早く開始しますが、遅くても午前9時には開始します。事前に予約していただいた患者さんを優先的に診察しますが、脳卒中を発症した患者さんや腰痛などの痛みのひどい患者さん、頭部外傷で傷を負っていて創傷処置が必要な患者さんなどは、先に診察させていただく場合があります。この点ご理解いただきたいと思います。
私たちのクリニックで診察させていただきます患者さんは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中の患者さん、頚椎症、腰部脊柱管狭窄症、後靭帯骨化症などの脊椎疾患の患者さん、そして頭痛や肩こり症などの慢性の痛みの患者さんです。また、脳ドックでは全身の血管年齢の検査と心電図による自律神経機能検査と頭部MRI、MRAと頚動脈MRAを行います。また、検査結果はその日のうちに説明させていただきます。

診療受付時間

診療時間:午前8時40分受付開始
診療時間: 午前9時〜12時まで、午後14時〜18時まで
休診日:木曜日、日曜日、祝祭日

 

ご来院の際に持参いただくもの

  • マイナンバーカード(又は健康保険証)
  • 受給者証(お持ちの方のみ)
  • 紹介状
  • お薬手帳

※高額療養費制度の利用について、マイナンバーカードで受診される患者さんについては、「限度額認定証」は不要です。

 

院外処方せんに関するお知らせ

現在、一部の医薬品の供給が不安定な状況が続いています。当クリニックでは厚生労働省の指示により、薬局において円滑にお薬が受け取れるように一般名処方を行っています。医薬品の供給状況を踏まえつつ、一般名処方の趣旨をご理解いただきますようお願いします。

 

診療担当医表 List of Doctors

診療科 診察時間
脳神経外科
リハビリテーション科
9:00~12:00 金丸 憲司
睡眠時無呼吸外来
金丸 憲司 金丸 憲司 休診 金丸 憲司 金丸 憲司 休診
辻 正範
(頭痛外来)
     金丸 英樹
(脳血管内治療外来)
三重大学
(第2.第3.第4)
14:00~18:00 金丸 憲司
睡眠時無呼吸外来
金丸 憲司 金丸 憲司 金丸 憲司 金丸 憲司
辻 正範
(頭痛外来)
     金丸英樹
(脳血管内治療外来)
三重大学
(第2.第3.第4)
循環器科 13:30~17:00       大森 拓
(第1.第3.第5)
 
リハビリテーション科 14:00~17:00 尾﨑 仁        

地域医療連携 Cooperation

地域の医療機関さまとともに、脳神経外科に特化した当院は検査から入院治療に至る医療連携を推進しています

 

 

取り扱う疾患 Treated

脳卒中の予防、診断、治療、リハビリテーションを行います。

脳卒中には、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つのタイプがあります。脳梗塞は、脳血管が血栓などによって詰まることによって、脳組織に血液が届かなくなり、神経細胞がダメージを受けることによって起こります。脳出血は、脳の内部の細かい血管が切れて脳の深いところに出血が起こります。くも膜下出血は、脳動脈瘤や脳動脈奇形が破裂して、脳の表面に広い範囲で出血が起こります。脳卒中のいずれのタイプにおきましても、早期発見、早期治療が大切です。

最新治療

  1. 脳梗塞の最新治療は、発症後4時間半以内、できれば3時間以内にTPAなどの血栓溶解剤を点滴し、詰まった脳血管を再開通させることです。また再開通できなければカテーテル治療を行います。
  2. 脳出血の最新治療では、内視鏡を用いて、低侵襲的に出血を取り除くことができます。

 

脳動脈瘤とくも膜下出血の最近の治療方法

これまでは、開頭して、脳を分けて行って、動脈瘤の頸部をチタン製のクリップでつまむ手術が行われていましたが、最近では頭を切らずにカテーテルを血管内に挿入し、動脈瘤の内部をコイルで詰めて、出血を止める方法が増えています。

動脈瘤は、脳血管の分岐部に風船状に膨らんでできるものです。大きさも5mm以下の小さなものから25mm以上の巨大なものまで様々は大きさのものがあります。全ての動脈瘤が治療の必要があるのではなく、出血しやすいものを選んで治療する必要があります。

最近の報告では、出血をきたいしやすい動脈瘤は、少なくとも5mm以上の大きさで、形もいびつなもの、前交通動脈瘤、内頸動脈後交通動脈瘤分岐部、椎骨脳底動脈系などにできたもの、以前にくも膜下出血をきたしたことのある患者、一親等以内にくも膜下出血の患者がいる場合、若い人、日本人、などが挙げられています。また、治療法としては、カテーテルを使ったコイル塞栓術が増えています。また、コイル単独では、動脈瘤が閉塞できなければ、このようにステントで補助してコイル塞栓術を行います。

 

脊椎疾患の治療

切らずに直す腰痛症

脊椎の病気は、主に頸椎と腰椎に発生することが多いです。頸椎では、頸椎症、後縦靱帯骨化症、腰椎では椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症が頻度の高い病気です。

人は、直立歩行するようになってから腰痛になりやすくなったと言われます。上図のように、頸椎は緩く前方に弯曲しており、胸椎は後方に弯曲し、腰椎は頸椎同様に前方に弯曲しています。加齢による変形や外傷などによって、これらの弯曲に異常をきたした場合に、腰痛や手足の痺れ、麻痺が生じます。弯曲の異常が進行しない初期であれば、筋トレや腰痛体操などの運動療法によって症状がなくなることが多いです。一方、症状が進行し、痛みがひどく、手足の麻痺、歩行困難などが起こった場合にリハビリ、鎮痛療法、薬などの効果が無ければ、手術治療が必要となります。当院の金丸院長は、頸椎 300例、腰椎 400例の手術経験があります。特に、頸椎の椎弓形成術は独自に開発したセラミックスペーサーを使用して、良好な結果を得ています。右図は、術後1年半後の後縦靱帯骨化症の例ですが、セラミックスペーサーは、完全に骨癒合しています。腰椎の手術は、主として後方除圧術を行いますが、右図のように左側から椎弓切除を行い、両側の椎間関節は温存し、棘突起も温存して将来不安定性が生じないように工夫しております。一方、高齢者の骨粗鬆症の例では、繰り返す圧迫骨折に対して、右図(下)のような長い後方固定術が必要な場合があります。いずれにしましても、個々のケースに応じた治療法をテーラーメイドに行うのが、脊椎疾患の治療には重要な点だと言えます。

最近では、切らずに直す腰痛症の治療法として、高周波凝固という方法があります。右図の赤矢印は脊髄感覚神経の後内側枝と言われています感覚神経ですが、椎間関節に分布する痛みの神経です。この神経が、関節の変形や側湾症、脊柱管狭窄症などで刺激されて腰痛が生じる場合があります。このような場合は、この関節の部分に局所麻酔をして、高周波凝固を70度 120分施工すると痛みが消失します。必ずしも、痛みが0となるケースばかりではありませんが、少なくとも痛みは軽減することが多いです。

 

また、最近では臀部の仙腸関節の緩みや炎症によって痛みが生じる仙腸関節症に対しても高周波凝固治療を行っております。

 

最後に、腰痛に対しては基本的に運動療法が最も重要だと考えております。加齢による体幹4肢の筋力低下によって全身の痛みが生じる場合が多いので、1日一回30-40分の運動をしていただきたいと思います。